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2015年8月21日 (金)

2015MTBO世界選手権大会 ロング

21日ロング

大会後半、ロングとリレーの二日間は同じところが会場だった。リベレツ南部の郊外にある広い草地のクロカンスキー場。常設ってことは、冬はクロカンスキーで大賑わいになる、ということか。開会式につかわれた立派なアイスホッケー場といい、チェコのリベレツって、冬にアクティブなところらしい。

草地の真ん中、メイントラックがゴール。その周囲はゆるやかな丘で囲まれていて、立体の橋が3つぐらいある。

丘陵をつなぐ橋の下には参加国の旗がずらっと並んで掲示されていて、バックは青い空に羊雲、うーん、これ、なんか見たことあるぞ・・

まさに運動会日和!

さて、チーム全員会場につき、それぞれ走る準備をする。タイム差スタートなので、あとは自分のスタート時刻に合わせて調整するだけだ。

私は12時ぐらいにスタート時刻が設定されていたので、だいたい1時間前になってから、カランティンへ移動。誘導にしたがって、会場からバイクで数百メートル南下すると、高速のすぐわきの空き地がカランティンだった。

この空地、ミドル、スプリントと高速で移動する際に何度も横を通っていたところだ、と気づく。

いったんカランティンエリアに入るが、スタートがお昼ということもあり、どうもおなかがすいてきたので車へ戻る。ロング種目、レース時間は2時間以上はみておく必要がある。

クラッカーを少したべて、いままでの経験から飯バテになることはないだろうが、これで気持ち的に安心。補給も持った。

もう一度カランティンに入り、ゆるゆるアップする。

自分の順がきて、カランティンからプレスタートエリアへ、誘導に従って移動する。

なぜだか緊張で心臓がバクバクしてくるし、足に血がいかない感覚。

時計の心拍数をみれば大した負荷にはなってない、気のせい気のせい、と言い聞かせて舗装路を進む。誘導区間がけっこう長い。遅刻しないかと焦って踏んでしまう。

スタート枠まで来て、簡易トイレをみたら急に行きたくなってダッシュ。

時間ぎりぎり。

自分のスタートの、1分前の男子枠はとりさんのスタートだった。

それを見送り(がんばれー!)、自分も次のタイミングでスタート。

スタートー①

いきなり急斜面をかなり登る。登りきれずちょっと押すが、簡単なアタック。

と思ったら①-②、いきなり勝負のロングレッグだった。

反省になるが、もっと冷静に、時間をかけてルートを読むべきだった。

つい先に目に入った最短のルートを選択して、最初の山を登り出したら、途中で道が藪にまぎれてなくなった。

その手前の分岐を通りすぎたときに、きちんと確認していなかったこともあり、現在地があいまい。どこだここ。

しかし、目の前の山を越えた向こうに、チェックポイントにした広い舗装路があるはず。

ラフコンパスで正しい方向と思える道を選んだら、物凄い急斜面で押すしかなくなった。登りきったところにコントロール。

これは男子コースのコントロールらしく、上から男子がわらわらくだってくる。

これをつい避けて、右によけたら変な道にはいってしまう。

コンタの様子から、乗るべき道は左手に見える尾根の上だ。担いで走る。重い。。

しかもかなりロスした自覚。

やっちまったものはしかたない。あとは挽回するしかない。

やっとチェックポイントの舗装路まで登った。②までは、あとは下り基調のはず。こういう場合、分岐をまちがえないこと。

しかーし、下りはじめて、分岐をチェックしながら左右にこなしていくと、最初はよかったのだが途中で道がわかりにくくなって迷い込み、なぜか地図にないオープンの藪の中へ。

これも地形と、遠目にみえる植生界の端へ、力技で突っ切ったら道に出た。しかしどこやねんここ。

先に進むと道の分岐があり、それが特徴的だったのでここでリロケートできた。もう②は近い。

周囲に女子選手をちらほら見かけだして、正しいラインに乗っていることを確信、最後のアタックはスムーズだった。っしかし時間食ってしまったわ。

その後、アメリカの女子選手とすれ違う。今回同じぐらいの成績で、勝手にちょっとライバル視してる選手だった。彼女には勝つぞ、と気合いれなおして走る。

その後は大きなミスもなく無難に回れたが、じわじわと登りがきつい。

1枚目のコースを回りきって、マップチェンジへ。ほんまやっとここまで来たよ、って感じ。

2枚目のコースは、1枚目よりはやや短い。長丁場だが、ロスなくミスなく慎重にかつ追い込んで走る!

1枚目のロングレッグで失敗した山をまた越えるレッグがあり、今度は冷静にルートチョイス、そしたらほんとうにスムーズにクリアできた。前半のミスが痛いなあ。

後半、ゴールまであと3レッグ、というところぐらいで、リトアニアの選手と並走になった。次のコントロールへは登りか舗装路か、というルートチョイス。自分は結局彼女と別れて舗装路回りにした。

しかし、この選択は、すでに勝負から逃げていたと、あとから反省。距離から考えると、いくら舗装路でもやはり直登より遅かった。

こういった不意の競り合い場面で、攻めるメンタルが必要だわ。

ゴール間近、コースは山からおりて、会場周辺の草地に出る。ラストコントロールからゴールまでは、予想通り、会場のクロカンスキー場の橋を登るように設定されていた。観客やらゴール後の選手やら、みんな見ている。目の前はすごい急登だ。へたれているけど踏むしかない。

なぜかジュニアクラスのかわしまさんがすぐ前にいるのが見える。追いかけて登る。

ゴールしたら、自分のタイムは2時間ちょっと。速報順位は42位。

②でのロスは、どうやら現時点のトップのタイム+12分だった。

おっそー。くっそー。たぶん順位が確定したら、もっとひどい差だろう。

ジュニアのかわしまさんは速報時で26位。

今回のジュニアクラスは、去年と比べたら選手も倍の数になって、かわしまさんも順位的には苦戦。とはいえ他国チームがジュニアに力を入れ出す流れは当然なので、こういうところでもまれて強くなっていってください。

もりさん完走。競技初心者に、いきなり世界選手権のエリートクラスを走れって、この無茶ぶりは半端ないのに、やりきってしまうとは、本当にすごい人です。

しまおかくんも今回初のシニアエリート枠で、Bファイナルに出場。

(大会初日のミドルの成績で、ロングのA決勝枠がきまるため)

優勝しろよ!って言っておいたが、ミドル(ロングの予選)でやっちまった上位選手がけっこういたらしくて激戦に。

ミスはしたというが、11位。善戦したほうかと。こおりくんもBファイナルで完走した様子。普通は、初出場で完走できたらそうとういいほうです。お疲れ様でした。

とりさん、かなりいい感じで走っていたらしいのだが、ラス前で隣接にはまったらしく、違うコントロールを取ってしまい、そのままゴールしたので成績が付かず。2時間近く走って無駄に?ああオリエンテーリングはそこがおそろしい。

かなりくやしそうだったけど、実感的にしかたない感もあった様子。もしきちんと成績がついたら、37位相当だったらしい。ああこれはもう、来年とりなおすしかないですね。

レース後は、会場に出店していたフードトラックでビールをゲット。(参加者は車でしか来場不可能なんですけど?)補給した後、明日のリレーに向かってバイクを整備。会場周りをよく見て、クロカンコースの案内図をみたりして、明日のまわしを予測しておく。

レース後、すんごい疲れてる。

けど、2010年のポルトガルでの世界選手権の時よりはだいぶ実力もついたなあ、と思う。

あの時はゴール直後に倒れこんで、寝たまま10分ぐらい動けなかった。

今は、明日のためにバイク整備しながら、会場周辺をチェックする余裕もある。

フラワーセレモニーもはじまるころ、はやめに会場を後にする。

明日はリレー+バンケット。最終日だ。

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