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2014年9月22日 (月)

2014 アジア選手権大会 カザフスタン アスタナ観光と帰路

翌朝は早朝に出発。バンケット明けでもっとゆっくりしていたいところだが、すっかり冬の朝の雰囲気の中、眠い目こすりつつバスに乗り込む。湖畔をまわって集落に入るあたりで朝日がのぼってきた。湖から霧の立ち上るカザフ最後の朝は、寒々としている。

集落の角には、今まで見たこともない数の人々が、通勤バスを待っていた。

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そういえば平日の通勤時刻にここを通ったのは初めてだった。人々の身なりはしっかりしていて、集落のみすぼらしさと全然釣り合ってない。

どうも外側の建材が乏しいだけで、カザフの人たちはおもったより快適で裕福な暮らしをしているようだ。

バスは大会期間中毎日通った道をロータリーまで行くと、南下して高速道路へ入った。

行きとはちがい、そのうちバス内でビデオが流れはじめた。ロシア製?のテレビドラマで、高級レストランが舞台のドタバタコメディーだった。意外に映像はスタイリッシュで話はベタベタ。ゆえに言葉がわからなくても内容はわかりやすくて、しばしば車内は大笑い。隣の北朝鮮の選手がかぶりつきで見入っている顔が面白かった。

お昼前に、アスタナへ到着。新市街のど真ん中、銀色の洋ナシみたいな変な建物の正面に停車。しかし30分休憩で即空港へ行くという。そんなことなら2時間休憩にしてほしかった。。。

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 洋ナシの中に突入。そこは吹き抜けの巨大ショッピングモールだった。いきなりZARAとかあるし。別世界に来たみたい。自分たちはもともとこっち側の人間だったはずなのに、物凄く違和感を感じるのはなぜ?

 休憩の後、バスは空港へ。フライトまで4時間以上はある。ほかのみんなは空港内ですごすというので、かたやまと2人でまたアスタナ市内へ出かけることにした。

 いつもたいてい役にたたない地球の歩き方を手に、まずは路線バスをさがすが、バス停らしき表示が見つからない。歩き方には旧ターミナルビル前とあるが、これがまたおもいっきり廃墟で、ここにいつバスがくるのかわからないし、待ってる時間がもったいない。

 しかたないからタクシーを使おうか、ということになり、値段交渉だ。2台ほど交渉して、まあ妥当な価格で商談成立。これがいかにもアジア圏だよなー。

タクシーが動き出すタイミングで、その場で立ち話していた1人がなぜか助手席に乗ってきた。これ誰?て運転手に聞くと、友人だという。車を動かすついでにのせていくのだと。うーんカザフだね。

運転の途中で運転手は、自分はジュード―してるんだよ、クロオビだよ、という。こっちも、おおすごいねー、私は剣道してたよ、ケンドー知ってる?カタナつかうんだよ、と返しておく。女2人だからといってなめんなよ。という意図なんですけど。

とりあえず、アスタナタワーの前でタクシーを降りる。広場の端にトウモロコシ屋台を発見し、少し腹ごしらえをして、タワーの中に入ると、なぜか香港チームと遭遇。彼らはバスに頼んで観光のあと空港へ行くようにしてもらったらしい。Img_0661_2

タワーの展望台からアスタナの街を眺める。日本の建築家がデザインしたという計画都市で、いろいろ特徴のあるシンメトリーなビル群が眺められるが、維持管理は大変そうだなーというのが、素直な感想だった。卵型のビルなんて、窓掃除どうすんねん?

その後、カザフ料理店で昼食したい、ということで歩きはじめるが、計画的なビル群は美しく並んでおれども、オフィス街ばかりで飲食店や売店がない。というか、そういう店の匂いがしてこない。1区画分がものすごくひろくて、端から端まで行くのにかなり遠い。交差点は見えているのにたどりつかないよー。歩いている人はちらほらいるが、皆どこに向かって歩いてんだろう。

でくわした高級ホテルのフロントで、飲食店情報をきくが、教えてもらった場所にたどりついても、店らしきものがない。うーん地元民、けっこう適当やな。

さすがにおなかの減り具合がアウトになってきたので、やっと1軒だけ見つかったイタリアンレストランに入った。1時間ばかりうろついたが、街の中にはキオスク的な出店すらない。さすが計画都市、こぎれいすぎて不便だよ。

店内は暗めで夜ムード満点だったが、店員は愛想よく、料理も早く出てきたし、味もかなりオーソドックス。2人でスパゲッティをすすりながら地図を眺めるが、買い物はやはりあの洋ナシビルか、別の場所にあるショッピングモールしかないようだ。ここから歩いて洋ナシビルまで行くとしても、かなり距離があり時間的にも厳しくなっていたので、もう空港へ帰ることにした。路線バスを探してバス停までまたかなりの距離を歩く。

バスは10分以内にやってきたので乗車。値段はタクシーの10分の1だった。

空港へ戻り、降り立ったのは、最初バス停とは信じられなかった廃墟ターミナル前。やっぱりここだったのかい。

というわけで、アスタナ散策はちょっと空振りぎみ。それでも現地の空気を感じながら、街歩きができたことは収穫だった。

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 アスタナ空港内は広くてきれいだが、閑散としている。喫茶店にはいって紅茶をたのんだが、英国製のかなり高級なやつが出てきた。なぜここで?

免税店も少なくて品ぞろえも貧弱。アスタナのレプリカジャージぐらい売ってるかと思ったが、看板すらなかった。カザフスタンに関わりがあるものとしては最も世界メジャーなんじゃないの?

 

 帰路はまずアスタナからアルマティへ。そこから夜行便で北京へ飛んで、さらに乗り継いで日本へ帰国。2日かかる行程だ。

アスタナからアルマティに着いた頃にはすっかり日が暮れていて、古都アルマティの景色を眺めることができなかった。霧があるのか、上空からみたアルマティの街灯りも霞んでいて、ちょっと幻想的な雰囲気。

飛行機を降りて、ターミナルビルへは外を歩いて移動する。アルマティ空港は、空港というより、東北地方の大きめの鉄道駅みたいな雰囲気。全体に雑多で混雑していて、わいわいざわざわ。閑散としていたアスタナよりも、こういう雰囲気の方が好きだな。

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イミグレーションは、がらがらだったのが急に混みだしたので急いで列に入る。自分たちと同じ便で帰るのか、中国、北朝鮮の選手たちも見かけた。

北朝鮮の選手は、イミグレーションでめっちゃひっかかっている様子。予想はしていたので、彼らのいる列は避けていたのだが、やっぱり正解。

ところがセキュリティは甘々?で、鞄にいれていたペットボトルは開封未開封にかかわらずそのまま手元に返ってきた。

免税店に行ってみる。アスタナより規模が大きい。食料品がメインだが、キャビアだけは別格で、個別にブースがある。まるで宝石レベルの扱いだが、中をのぞいてみると売っているのは全部イクラだった。しかも日本より高すぎて買う気になれない。

ほかに特筆すべきはワイン。中国国境あたりでつくられるワインはカザフのウリである。もともと葡萄の発祥地は、この中央アジア地帯なのだ。

ブランド時計やバッグもあるが、下町の質屋と雰囲気が変わらないのがすごい。

外箱がちゃちいだけで、高級ブランド品がちゃっちく見えるのは面白い現象だ。

北京までは、また忍耐の夜行便。せまいし暑いし眠いし眠れないし。水だけ飲んで耐える。

北京は、雨の朝だった。暖かい。体調不良のチームメイトは、やはりこの強行軍はきつかったようでさらに体調悪化。空港で車いすを借りることにした。たいていどこでもそうだが、こういう場合の空港係員はとても丁寧で親切な対応をしてくれる。

帰りとなると、もはや中国国内の出入国は楽勝のレベルだった。セキュリティはかなり厳しかったが、それでもなぜか予想より短時間で通過。

日本チームはここで、各自の便で日本へ帰国することになるので、解散の挨拶。じゃあまた日本で!

 アジア選手権大会は、欧州に大会に行くのとはやはりだいぶ違う。

なにしろレースと、レース以外の能力も相当に試されるという、人間能力全体が問われる大会だった。やっぱり世界は手ごわい(笑)、というのが感想。

 カザフスタン、おもしろかったけれど、またどうかと聞かれると、『二度と行くかボケ!(笑)』ってことになるなあ・・いやでもたぶん次は南部の山岳地帯に行きたい。普通に観光で。

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