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2014年9月21日 (日)

2014 アジア選手権大会 カザフスタン 病院へ

 実はフォレストリレーの直後から、チームメイトが一人、体調不良でダウンしてしまった。どうもしばらく前からカザフの環境等に対応しきれず、なんとか耐えていたらしい。

大会はあと1戦を残すのみ、しかもスプリントリレーなので、ここは皆やめておけとは言わない(鬼・・・)本人もそれは理解の上で、第2チームで出走することになった。

レース自体は、本人の、まさに根性と気迫で完走。したものの、その後は会場でずっと寝ていた。頭痛、吐き気がして食べられない。体がだるい、とのこと。自分も経験したことがあるが、食あたり的な症状と思われる。

いよいよ会場も撤収ということになり、寝ていた本人を2人で両側から介添えして宿へ戻る。しかし途中で耐えられなくてうずくまってしまう。運営者に気づかれて、そこに停車していた救護車内に運び込まれた。

これで宿まで送ってもらえる程度、ならば一番楽だったのだが、運営者は気をきかせて、看護士が痛み止めの注射をうって、最寄の病院に運ぶという。

いや、それはありがたいのだが。

それを聞いた瞬間、本人の意思やしんどさと無関係に、うちらの頭をよぎったのは、ここカザフスタンの医療レベルと衛生環境。だ、だいじょうぶか?むしろ不安!

注射針は使い捨ての新しいもの開けて使ってる?注射の前に消毒してる?と救急車内で看護士の手元をいちいちチェックしだしたのはかたやまやすこ。今回の日本チーム内で、もっとも医療知識があるのは、彼女か、てらしまさんなのだった。

彼女が点検する中、まずは痛み止め注射。

看護士はてぎわよく、しかしなんと、おしりにぶすっと一発。そこですか!

年季の入った頑丈な救急箱の中身はかなりいろいろ入っていたが、かなりいろいろよくわからない。なにしろ全部キリル文字表記だし。

本人に確認をとって、やはり病院にいくことになった。誰か付き添いしないといけない。ということで、自分が行くことにする。同室だし、通信手段をもっているし。

救急車が出発する直前に、ロシア人の女の子が1人乗ってきた。彼女もどこか怪我をしたのだろうか。聞くと、ロシア語と英語ができるから、通訳としてついて行ってくれるらしい。一般参加者の一人だという。めちゃめちゃ親切やん!

救急車は会場を出て、宿を通り過ぎ、集落をとおりすぎ、ガタガタ道をガンガン飛ばして、先日買い物に行ったシュチンスクの街の方向へ曲がった。そしてすぐに左折。そこが病院だった。意外に近くてほっとした。下手したらアスタナぐらいまで3時間かかるかと覚悟していたのだが。

 

いかにも病院らしい建物の、あきらかに裏口から中に入る。中は受付らしい机と狭いベッドがある一角だった。受付担当らしいめっちゃ恰幅のいいおばさんと、大会運営者がしばらく話しているうちに、白衣をきた年配のおばさんが(これが医師らしい)脈を測って、触診して、なにやらごちゃごちゃロシア人少女と話し、受付のおばさんとごちゃごちゃ話し、その後パスポートと保険証書は?と聞かれた。

体調不良の本人はとても準備がよく、手荷物にパスポートと海外旅行保険の英語版証書を持参していた。それを見せたら、また医師と看護士と運営者がなにかしら話し合い。とりあえず治療続行らしい。

ロシア人少女によると、ここで今から点滴をする、という。自分と彼女は点滴が終わるまで待機とのこと。

しばらくすると、受付から奥に案内された。ひんやりとして薄暗く、人っけがない。もういかにも病院!いかにも共産圏!いかにも20世紀?って感じ。

ぎしぎしいう廊下を少し奥に行った別室に移動、本人はそこのベッドに寝かされ、点滴の準備を待つ。暖房の気配まったくなし。看護士のおばさんがぺらっぺらの白衣を自分たちによこしてくれたが、これで寒さをしのげと?おばさんは、そりゃもうめっちゃ恰幅のいいタイプなので、少々寒くても平気なんだろう。

またしばらくして、看護士のおばさんが点滴の準備をして戻ってきた。ホーローの寸胴鍋にお湯をいれて、点滴液をつけてあたためている。点滴液は、3種類6本、合計1.2L?アンプルも2本。これ全部いれるの?

その横に置かれた、ぺらぺらの模造紙にメモ書きされているのが処方箋、だろうか。

ラベルはキリル文字だし、読めないしわからないので、とりあえず証拠としてスマホで写真を撮る。

やはり、かたやまかてらしまさんが来た方がよかったかなあ。何を点滴するのか、自分では見当もつかない。本人に代わって、どういう治療をされているのか、わかることは把握しないと。

写真を撮ってて気が付いた。ここスマホの電波状態がいい。FBにこの写真を載せて、わかる人を募ってみよう!

作戦成功で、アップしたら1時間以内に日本からの返答が数件、大体の内容が判明した。

いや~お友達ばんさい!ネットの威力って、すごいな。これで自分の不安の8割ぐらいは軽減したわ。

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