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2014年2月17日 (月)

オリエンテーリングコーチングクリニック香港その4 スプリントレースの運営について

よいスプリントイベント、レースとは(運営側として注意すべきこと)

とにかくフェアに、公平に、

地図をつくり、

渉外をして、

コースを組んで、

設置して、

現地の対処をして、

運営すること。

 

経緯

オリエンが真にグローバルな、オリンピックなスポーツになるためには、種目を変えていくべきだ、というわけで、WOCに

・スプリント+スプリントリレーを加えることになった

(オリンピックディスタンスをつくる。テレビ放映時間枠に収まる種目)

 

イベントの基本

限定されたエリアにたくさんの人を集める。ほかのイベントと重ねて開催してもよい。

オリエンの場合、イベントを重ねると競技の公平性が疑問視される事態も起こるので注意

 

スプリント競技に対する選手の要求

・ハイスピード

visible to the spectators

・ルートチョイス

・簡単なコントロール位置

 

スプリント競技に対する運営者の要求

・めっちゃ走りやすいこと

・アリーナとTVの有無

demanding course planning

・読みやすい地図

 

よりよい競技の成立には、

プランナー、マッパー、コントローラー、印刷技術などの相互連携が必要。

 

スプリントコースのキーワード

町か公園で行われること

たくさんのルートチョイスがあること

観客にみせること

コントロール自体はわかりやすいところに置くこと

 (フェンスの左側か右側かなど、地図みて瞬時にわかりにくいところは×、建物の凹んだ角も×、という)

パンチ台とフラッグが離れすぎてはいけない

(これは日本のパンチ台では発生しないリスクだな)

レッグ線がかぶらないこと

コンタが他の境界線とかぶらないこと(階段や舗装路の境などの線などと)

コース回し、特にスペクテーター付近は誘導を考慮すること

トラップをつくらないこと

フェアにすること

 

悪い例:フランスWOCの予選

(今頃言われても。実際にはまって失格になった自分としては複雑だ・・・)

前半の藪、後半の芝生エリアなどがあげられていた。確かにあれはひどかったなあ。

地図に立禁の表示があっても、現地で選手が判別しにくい場合、

積極的に現地にテープを張るなどするべき。

役員を配置して、通過箇所やコントロール付近の安全確保をするべき

ディスクリプションの表記もフェアを心がけること

 

スプリント競技は現在も進化中、もっといいマッパーが必要だし、

ISSOMも改善していくべき

 

コース設定の工夫

カランティンを設定するだけで難しくなり、より面白くなる

アリーナを中心に、前半簡単で後半難しくするとか、

アリーナ付近をぐるぐる周回させて観客に見せるとか

ファイループ+マップチェンジも使ってみるなど

*その反面、誘導には細心の注意が必要となる

 

スプリントリレー競技について

基本は4人リレー

女→男→男→女の順

町+公園+森のコンビネーションマップで行う

地図は1枚両面が望ましい。

(コースが錯綜することになるのでマップチェンジがのぞましい)

この形式のリレーは、バイアスロン競技でも採用されている。

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