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2008年4月 6日 (日)

「モンゴル」と「ライラ」と「カスピアン」

ひさびさに友人と映画。しかも2本一気に観る。

「モンゴル」

友人は主役俳優が観たかったようだが、東洋史学科出身の自分としては見逃せないネタ。実際、かなりきちんと歴史考証もされた内容で、スピーディかつエンターテイメントに撮られていた。アクションもがっつり、美術も小道具も重厚、なにより中央アジアの遊牧民の文化や風俗を重視して、そっちの視点からの物語になっているように見えたのが一番よかった。

衣装、小道具すべて、こぎれいだったり作り物っぽいところが見えず、隅までしっかりこてこてどろどろの質感。現地俳優(エキストラ含め)たちの素朴な感じがまたよろし。なにより子役と主役の女優さんのきれいな強い目、たぶん演技だけでは出ない魅力みたいなもんか。ジャムカ役の中国人俳優がかなりいいかんじで、これが大阪やったら天王寺あたりを闊歩してるやくざみたいなんだが、モンゴル平原だとまさに遊牧の武将、てかんじ。監督の彼に対する思い入れが強いのか、キャラが立ちまくってて主役を食ってた勢い。いや~しぶいっす。

最後の合戦場面はさすがの迫力で、ここ最近で一番面白かった。やはり三国志とかと通じるものがあるのか。俯瞰で描いたところが、戦略とかもよく見えてかなり面白かった。あの勢いで騎乗して二刀流?モンゴル騎兵ちょーかっこええ~!そりゃ世界を征服できるやろ~って。ゲームとかでまねするやつでてきそうだなあ。エンドロールに流れるホーミーハードロック?は必聴。

「ライラの冒険」

ニューラインらしい、原作に忠実な作り。CGはお約束なので丁寧に作っていて当然か。気球はなかなか意表をつくデザインで面白かった。俳優もイギリス系で占めているし、まあこのままいけばいいんちゃうの、という感じだ。2部と3部はかなり複雑になるんだが、原作どおりにやるんかな?次回作に出てくる準主役の男の子も、大型新人!とか使ってでっかく宣伝するんだろうなあ。

「カスピアン王子の角笛」(まだやってないけど、予告で観た分だけ感想。)

宣伝文句を見て、そんな話やったっけ、と首をかしげる。単純な話を2時間にふくらますにはなんか現代的なテーマが必要なんだろうけど。児童文学の映画化が最近乱立しすぎでちょっと辟易している。今読み返すと、ちょっとこの作品の主題とはちがうけど、熊におそわれかけた後のルーシィの台詞が一番印象に残ってしまった。作者もなにげなく入れたような一言なんだが、一発ぴりりと決まっている。と思う。

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